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スコッチウイスキーのクレイモアとは?おすすめの飲み方も紹介!

2021.07.07 / 最終更新日:2021.10.29

スコッチウイスキーとはスコットランドで製造され、世界5大ウイスキーの1つに数えられます。

その中でもクレイモアと呼ばれる安価で購入できるウイスキーをご存知でしょうか?

クレイモアは安い値段にも関わらずスコッチウイスキーの特徴が感じられるので、コストパフォーマンスが高いことから入門酒としても親しまれています。

この記事ではウイスキー初心者も飲みやすいクレイモアについて詳しく解説していきます。

この記事のポイント
・ウイスキーの入門酒、クレイモアの特徴を知る
・クレイモアの製法・種類、おすすめの飲み方を理解する

スコッチウイスキーのクレイモアの特徴

クレイモアには大きく分けて3つの特徴があります。

・スコットランドで製造され明治屋で輸入される
・価格は1,000円程度のものもある
・コストパフォーマンスがよく甘い

それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

また、ウイスキーを含む蒸留酒の種類についてはこちらの記事で解説しています。

ウイスキーと蒸留酒の歴史について【ウイスキー投資の基礎知識】

スコットランドで製造され明治屋で輸入される

年度 概要
1494年 スコッチウイスキー誕生
1844年 ホワイト・アンド・マッカイ創業
1977年 クレイモア販売

クレイモアはウイスキーの有名ブランドの一つ、ホワイト・アンド・マッカイ(Whyte and Mackay)の傘下企業であるアレクサンダー・ファーガソン社で製造されました。

スコッチウイスキーの始まりは1494年とされていますが、ホワイト・アンド・マッカイは1844年に創業者のジェイムズ・ホワイトチャールズ・マッカイによって誕生しています。

その後、ホワイト・アンド・マッカイは大手ウイスキーブランドとして成長していきますが、1977年にクレイモアが販売されることとなります。

日本では明治屋が輸入をおこない、イギリスだけでなく、日本でも低価格でスコッチウイスキーが楽しめるようになりました。

価格は1,000円程度のものもある

ウイスキーといえば高い印象を持っている方も多いかと思いますが、クレイモアは庶民向けに生産されたウイスキーであるため安いです。

そのため、クレイモアは種類によって値段は異なりますが、1,000円程度から購入できる商品もあります。

ウイスキーを飲んだことがないけれど、いきなり高いウイスキーを買うのはハードルが高い」と考えている方がお試しに飲むウイスキーとしておすすめできるので、クレイモアはウイスキーの入門酒になりやすいのです

コストパフォーマンスがよく甘い

クレイモアは値段だけでなく、味も様々なウイスキーの愛好家から評価を得ている商品です。

スコッチウイスキー特有の甘い風味を損なっていないので、高いウイスキーしか飲んだことがない方もコストパフォーマンスの高さを認めることでしょう。

もちろん、値段を考えないのであれば他にも素晴らしいスコッチウイスキーはありますが、コストパフォーマンスの観点から考えればクレイモアはトップクラスです。

以上がクレイモアの特徴になります。庶民向けでコストパフォーマンスのいいウイスキーの入門酒と言えるでしょう

ブレンデッド・スコッチウイスキーのクレイモアの製法

クレイモアは複数の原酒をブレンドしたブレンデッド・スコッチウイスキーです。

大麦麦芽(モルト)を発酵させて作るモルト原酒と、トウモロコシ・ライ麦などの穀類を原料とするグレーン原酒をブレンドします。

ウイスキーにおいて味や香りの鍵となるモルト原酒のことをキーモルトと呼びます。

クレイモアのキーモルトはスコットランド北東部のスぺイサイドで製造されるクラガンモアです。

クラガンモアは単一で飲まれることは少なく、ブレンドをする際に使用されることが多いウイスキーになります。

深みのある味わいであるため、一部の愛好家はシングルで飲むこともあるようです

クレイモアの名前の由来は剣

クレイモアという単語自体を知っている方は多いかと思います。

なぜなら、クレイモアはスコットランド人が使用した剣の名前がそのままウイスキーに名付けられたからです。

クレイモアには両手で持つ大きな剣と柄が籠型になっている剣の2種類があります。

漫画やアニメでも名前が使用されることがあるので、日本でも親しみのある名前なのではないでしょうか。

クレイモアは名前の由来通り、剣がラベルに印刷されていることが特徴です

クレイモアの種類は製造時期によって異なる

クレイモアは製造時期によってラベルのデザインが異なるのが特徴です。

基となる剣には2種類のデザインがありますが、クレイモアのラベルには両手用の剣と、柄が籠型の剣のどちらも使用されてきました。

その中でもレアな商品が陶器製のクレイモアで、他のクレイモアより高値で取引されています。

しかし、クレイモア自体が庶民向けの商品であるため、レアな物でも1万円程度の価格になります。

クレイモアの飲み方はハイボールがおすすめ

クレイモアにおすすめの飲み方はハイボールです。

ストレートではスモーキーさがあり、辛みのある味わいとなるので、炭酸で割ってクセをなくすことでクレイモアの甘みをより堪能できるからです

ハイボールは他のウイスキーを飲むうえでもおすすめの飲み方になることが多いので、ウイスキーのハイボール割りをクレイモアを通して味わってほしいと思います。

まとめ

クレイモアは1,000円くらいから購入できるので、興味を持ったらすぐに飲める気軽さが魅力です。

コストパフォーマンスが良く、飲み方もウイスキーの飲み方として一般的なハイボールで割って飲むのがおすすめであるため、ウイスキーの入門酒となるでしょう。

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