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ROE&CO(ローアンドコー)の種類と味わい、おすすめの飲み方

2023.06.30 / 最終更新日:2023.06.30

ROE&CO(ローアンドコー)は、日本ではディアジオジャパンから販売されているアイリッシュウイスキーです。

バーテンダーの監修により造られた、カクテルにすることを前提としたコンセプトを持ちます。

ストレートで飲んでも滑らかな口あたりにフルーティーな味わいが楽しめる非常に飲みやすいウイスキーです。

この記事では、ROE&COの種類と味わい、おすすめの飲み方を解説します。

この記事のポイント

  • ROE&COの種類と味わいを紹介
  • ROE&COのおすすめの飲み方を解説

ROE&CO(ローアンドコー)とは

ROE&CO(ローアンドコー)は、ディアジオ社の子会社であるディアジオジャパンから販売されているプレミアム・ブレンデッド・アイリッシュウイスキーです。

アイルランドを代表する5人のバーテンダーがカクテルを作るのに最適なウイスキーと認めた、カクテルのために造られた銘柄でもあります。

カクテルにしてもウイスキーらしさは損なわず、ストレートなどで飲んでも飲みやすい万人受けしやすいウイスキーです

ROE&COの概要と製造方法を紹介します。

ROE&COの概要

アイリッシュウイスキーは、ほかの5大ウイスキーと比較しても世界的に成長率が高いウイスキーであり、日本も含めて急速に世界中で認められています。

近年ではSNSなどを通じて話題になることが多く、「バスカー(BUSKER)」「イーガンズ」などをインターネット上から知り、実際に飲んでみた方や気になっている方もいるかもしれません。

アイリッシュウイスキーは飲みやすく万人受けしやすい銘柄が多く、ウイスキー初心者の方も気軽に飲むことが可能であり、カクテルにするなどの多種多様な飲み方ができるのも魅力です。

ROE&COはアイリッシュウイスキーのなかでも、カクテルにしても美味しくウイスキーらしさを感じられるという魅力に特化した銘柄です

ROE&COはアイリッシュウイスキーの先駆者であるジョージ・ローに敬意を込めて名づけられています。

ジョージ・ローはかつてヨーロッパのなかでも巨大な蒸溜所を持ち、最高レベルの品質を持つウイスキーを生産しながら社会貢献や慈善活動に積極的に取り組んだ偉人です。

しかし、ジョージ・ローの蒸溜所も、ほかのアイルランドの蒸溜所と同様に禁酒法や第一次世界大戦の影響で、1926年に閉鎖されました。

このようなアイルランドの伝説的な蒸溜所を所有した人物を背景に、アイルランドを代表する5人のバーテンダーが集まり、カクテルに活かせるウイスキーを造るという目的のもとROE&COは誕生します。

2017年以降、アイルランド国内だけでなく海外展開されたROE&COですが、2022年からディアジオジャパンにより日本でも販売されるようになっています。

バスカーやイーガンズなど今話題のアイリッシュウイスキーはこちらの記事で紹介しています。

バスカー(BUSKER)の種類と味わい、おすすめの飲み方
イーガンズの種類と味わい、おすすめの飲み方

ROE&COの製造方法

ROE&COは、プレミアム・ブレンデッド・アイリッシュウイスキーであり、最高峰のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして造られています。

5人バーテンダーたちを含むチームは、カクテルに適したウイスキーの最高のブレンド方法を探すために100を超える試行錯誤を繰り返し、現在のROE&COを形にしました。

熟成はすべてバーボン樽で行われており、カクテルに合いやすい滑らかな口あたりとフルーティーな風味を引き出しやすいという理由からです。

ボトリングはノンチルフィルタードでアルコール度数は45%となっており、1つ1つの製法にあるこだわりがROE&COを飲みやすく、カクテルにしても存在感のあるウイスキーにしています

ブレンデッドウイスキーの基本的な製法について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ブレンデッドウイスキーとは?おすすめの銘柄と飲み方を解説

ROE&CO(ローアンドコー)の種類と味わい

ROE&CO(ローアンドコー)の種類と味わいを紹介します。

  • ROE&CO ブレンデッド
  • ROE&CO 13年 カスクストレングス
  • ROE&CO キュレーターズシリーズ 0.1

ROE&CO ブレンデッド

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/gosenya/w190222009/

ROE&CO ブレンデッドは、バーテンダーによって造られたカクテルを作るためのウイスキーであり、そのスタンダードボトルです。

シルクのように滑らかな口あたりに、バニラとフルーティーな風味が感じられる飲みやすいウイスキーです。

加えてクリーミーさも感じられ、余韻にも優しいクリーミーな風味が残ります。

カクテルを作りたい方や、ウイスキー初心者の方を含めて、人を選ばずおすすめできる銘柄となっています

ROE&CO 13年 カスクストレングス

画像引用:https://malt-review.com/2022/02/01/roe-co-13-year-old-single-malt-cask-strength/

ROE&CO 13年 カスクストレングスは、ROE&COをより長く熟成させたうえで、カスクストレングスでボトリングしています。

ブレンデッドとは異なるスパイシーさやシリアルなどの風味を強く含んだ複雑な風味となっています。

ROE&CO キュレーターズシリーズ 0.1

画像引用:https://www.celticwhiskeyshop.com/Roe-and-Co-Curators-Series-0.1

ROE&CO キュレーターズシリーズ 0.1は、モルト多めのブレンド比率にしたキュレーターズシリーズの第一弾です。

モルトウイスキーの比率が高くなったことで、ROE&COのフルーティーな味わいがより強まっています。

カスクストレングスとキュレーターズシリーズは日本での入手が難しいので、日本国内で入手するなら基本的にはブレンデッドを探すのが良いでしょう

ROE&CO(ローアンドコー)のおすすめの飲み方

ROE&CO(ローアンドコー)のおすすめの飲み方を解説します。

  • ハイボール
  • アイリッシュコーヒー

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ハイボール

画像引用:https://www.roeandcowhiskey.com/recipes/roe-highball

カクテルを作るためのウイスキーであるROE&COですが、気軽に楽しむならハイボールがおすすめです。

ウイスキーを炭酸水で割るだけで、ROE&COのフルーティーな味わいが楽しめます

アクセントにグレープフルーツなど柑橘系の果物のスライスを飾るだけでも、より華やか見た目になるでしょう。

アイリッシュコーヒー

画像引用:https://www.roeandcowhiskey.com/recipes/roe-irish-coffee

アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウイスキーを代表するカクテルであり、ウイスキーとコーヒーの組み合わせです。

下記にROE&COを使用したアイリッシュコーヒーのレシピと作り方をまとめました。

材料 分量
ROE&CO 40ml
コーヒー(ホットorアイス) 75ml
砂糖 小さじ1杯
生クリーム(ホイップクリームを代用可能) 適量

作り方

  1. 温めたグラス(冷やしたグラス)に砂糖を入れる
  2. コーヒーを注いでからウイスキーを注ぐ
  3. 生クリームでフロートして完成

お好みですりおろしたナツメグを飾り付けるのも良いでしょう。

アイルランドの代表的なカクテルは、カクテル作りのために造られたROE&COに非常に合います

ウイスキーとコーヒーの相性は良く、その魅力について詳しく知りたい方はこちらの記事で紹介しています。

ウイスキーのコーヒー割りの種類は? カクテルの作り方をご紹介

まとめ

ROE&COは、アイリッシュウイスキーのなかでもカクテル作りに合うウイスキーであるため、今回紹介したアイリッシュコーヒー以外でもさまざまなカクテルに使用してみることをおすすめします。

カクテル作りだけでなく、ハイボールなどの代表的な飲み方であっても、ウイスキー初心者にもおすすめの銘柄となっているので、多くの方に勧められます。

初めて飲むならディアジオジャパンから販売されているROE&CO ブレンデッドのスタンダードボトルから挑戦するのが良いでしょう。

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