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ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄10選!

2024.03.29 / 最終更新日:2024.04.25

日本ではウイスキーをストレートやロックよりもハイボールで飲むことが多いことから、ハイボールに合うウイスキーを求めている方が多くいることでしょう。

いつもより贅沢して高級ウイスキーを購入する場合でも、ストレートをメインに飲むのではなく、ハイボールで味わいたい方もいると思います。

高級ウイスキーはハイボールにするともったいないと言われることがありますが、自分の好きな飲み方でウイスキーを味わうことがウイスキーを楽しむコツです。

高級ウイスキーを購入するならストレートやロックで飲まなければならないというルールはないため、ハイボールに合う高級ウイスキーを選ぶのもおすすめになります。

この記事では、ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄を紹介します。

コスパを重視してハイボールに合う銘柄を選びたい場合はこちらの記事をチェックしてください。

ハイボールにおすすめの安いウイスキーは? コスパのいい飲み方も解説

この記事のポイント

  • 高級ウイスキーをハイボールにするともったいないと言われる理由を解説
  • ハイボールに合う高級ウイスキーを紹介

高級ウイスキーをハイボールにするともったいない?

高級ウイスキーをハイボールにするともったいないと言われる大きな理由は、ハイボールは使用するウイスキーの消費量が大きく、高級ウイスキーの複層的で複雑な風味を損ねてしまうことがあるからです

また、コストパフォーマンスを考えた時、ハイボールは安いウイスキーでも価格以上に飲みやすい味わいにしてくれることからコスパが良いといえますが、高級ウイスキーは価格に対して風味を損ねるパフォーマンスの低下が際立ちます。

ストレートでは飲みにくいウイスキーとストレートで飲みやすい高級ウイスキーの差は、ハイボールにすることでどちらも飲みやすくはあっても、品質の差が縮まりやすいことがもったいないという感情になりやすい大きな理由といえるでしょう。

しかし、一部の高級ウイスキーは、その個性から安いウイスキーでは味わえないハイボールが飲めることがあります。

高級ウイスキーをハイボールにするのはもったいないと言う考え方は、ウイスキーの楽しみ方の幅を狭めてしまうこともあるため、もったいないと言われる理由を踏まえた上で試してみることをおすすめします

また、ウイスキーは1本のボトルを購入すれば複数の飲み方を楽しめることから、ハイボールを含めて複数の飲み方を試すことも考えましょう。

高級な商品が多いシングルモルトにおいてハイボールがもったいないと言われる詳しい理由はこちらの記事で紹介しています。

シングルモルトをハイボールで飲むのはもったいない? その理由とは

ハイボールに合う高級ウイスキー

ハイボールに合う高級ウイスキーのおすすめ銘柄を紹介します。

  • タリスカー 10年
  • ボウモア 12年
  • ラフロイグ  10年
  • ザ・マッカラン トリプルカスク マチュアードファインオーク 12年
  • バランタイン 17年
  • ザ・グレンリベット 18年
  • グレンフィディック 21年 グランレゼルヴァ
  • ワイルドターキー 12年
  • 響 JAPANESE HARMONY
  • 白州 12年

タリスカー 10年

画像引用:Amazon.co.jp

タリスカー 10年は、5,000円以上の価格で販売されることが多いスコッチのシングルモルトでありながら、ハイボールがトップクラスにメジャーな飲み方である珍しい銘柄です。

ハイボールに黒コショウを振りかける「タリスカー・スパイシー・ハイボール」は、タリスカーの特徴であるスパイシーな味わいを引き立ててくれる魅力的な飲み方となっています。

スーパー・コンビニで購入できる安いウイスキー以外で、ハイボールが合うウイスキーを挙げるなら、タリスカーは筆頭になります

スコッチウイスキー『タリスカー』の種類とおすすめの飲み方をご紹介

ボウモア 12年

画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/bowmore/products/

ボウモア 12年は、アイラウイスキーの中でもスモーク香のバランスが良く、ハイボールで楽しみやすい銘柄です。

スモーキーさとフルーティーな甘みを感じられるハイボールとなり、潮気のある味わいから魚料理の食中酒にもおすすめになります。

ストレートで飲みにくいウイスキー初心者の方がハイボールで飲むことが推奨されるアイラウイスキーの入門酒です

ボウモアは潮風感じる島のウイスキー!種類とおいしい飲み方は?

ラフロイグ  10年

画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5010019640253/

ラフロイグ 10年は、アイラの王とも呼ばれるアイラウイスキーを代表する銘柄であり、ピート由来の強いスモーク香が特徴です。

しかし、ハイボールにすることでスモークが和らぎ飲みやすくなることから、スモーキーさに慣れるならハイボールで飲むのがおすすめになります。

ハイボールだけでなく、コーラなどのジュースで割る飲み方も流行しているため、自由な飲み方で美味しく飲むのもおすすめです

アイラウイスキーのラフロイグとは? 種類や風味の特徴を解説!

ザ・マッカラン トリプルカスク マチュアードファインオーク 12年

画像引用:https://ieno-bar.suntory.co.jp/shopdetail/000000001988/

ザ・マッカラン トリプルカスク 12年は、シングルモルトのロールスロイスと呼ばれる高級ウイスキーマッカランの中でもトップクラスにハイボールが合うボトルです。

ハイボールにすることですっきりとした爽やかな風味となり、思わずゴクゴクと飲み干してしまうほどの飲みやすさを持ちます。

ただし、すでにトリプルカスクシリーズは終売していることから、現行で販売されていた時期よりも価値が高騰しています

マッカランの種類と味わい、おすすめの飲み方

バランタイン 17年

画像引用:https://item.rakuten.co.jp/cbeer/15051208/

バランタイン 17年は、17年以上熟成された原酒のみを使用したスコッチでも知名度の高い高級ブレンデッドウイスキーです。

フルーティーな余韻が特徴的なハイボールに合う銘柄であり、熟成年数の長い銘柄でありながらバランタインの魅力を引き立ててくれます。

バランタインはスタンダードボトルであるファイネストが有名であり、普段からファイネストのハイボールを飲んでいる方もいるため、贅沢をするためにランクの高い17年のハイボールを楽しみたいところです

バランタインの種類やおすすめは?味の特徴や飲み方についても解説

ザ・グレンリベット 18年

画像引用:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-18.html

ザ・グレンリベット 18年は、18年以上の熟成期間を経たシングルモルトを代表する銘柄であるグレンリベットの長期熟成ボトルです。

ハイボールにしても味が薄まりにくく、グレンリベットの特徴であるフルーティな甘みが楽しめる濃厚でリッチな飲み方になります。

価格が1万円を超えることもある高級ウイスキーになりますが、贅沢なハイボールを楽しみたい方におすすめです

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グレンフィディック 21年 グランレゼルヴァ

画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/5010327324081/

グレンフィディック21年 グランレゼルヴァは、国内で販売されているグレンフィディックでもトップクラスの熟成年数を誇る銘柄です。

こちらの銘柄は長期熟成でありながら、爽快感のある風味と風味の複雑さを両立してくれるハイボールであることから、高級ウイスキーのハイボールでもトップクラスの魅力を持ちます。

価格もここまで紹介したスコッチの中でもトップクラスになりますが、最高のハイボールを楽しみたい方は検討したいところです

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ワイルドターキー 12年

画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000058608.html

ワイルドターキー 12年は、アメリカンウイスキーを代表するワイルドターキーの中でも熟成年数の長い高級銘柄です。

ハイボールにしてもワイルドターキーの風味とボディは健在であり、力強くスパイシーな味わいは飲み飽きません。

バーボンはスコッチと比較して熟成のスピードが早いため、12年の熟成期間は相対的に見れば非常に長いです。

ワイルドターキーの種類と味わい、おすすめの飲み方

響 JAPANESE HARMONY

画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777270688/

響 JAPANESE HARMONYなどの高級ブレンデッドも含めてジャパニーズウイスキーとハイボールの相性は抜群です。

次に紹介する白州がブレンデッドされていることが相性の良い理由のひとつとなっており、甘いだけでなく少し苦みのある複雑な風味のハイボールになります。

繊細な味わいであることから、適切にハイボールを作るのが少し難しい点に注意が必要です

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白州 12年

画像引用:https://products.suntory.co.jp/d/4901777360440/

白州12年は、甘く柔らかなスモーク香からもハイボールと相性が良い高級ウイスキーとして知られており、白州のハイボール缶の商品が発売されたほどです。

ハイボールの爽快感と白州のすっきりした味わいがマッチし、後から来るフルーティーな甘みも魅力的な味わいになります。

日本のウイスキーは価格が大きく高騰しており入手が難しい状態にありますが、それでも白州のハイボールは一度は試したい魅力があります

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まとめ

ハイボールはコスパの良さを考えて安いウイスキーで作るだけでなく、高級ウイスキーで作ることでしか味わえない魅力があります。

ストレートやロックだけなく、ハイボールで味わえる魅力があるため、該当する銘柄を入手した場合は試してみましょう。

ハイボールに合う合わないに関わらず人気の高い高級ウイスキーを知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

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