新宿駅西口より徒歩5分。店主鹿山さんが自家栽培しているフレッシュハーブを使用したカクテルや古酒、薬草酒、アブサンなどの深遠な世界を表現するBarです。「Farm to glass(農場からグラスへ)」をコンセプトに、埼玉県ときがわ町の実家の畑と向き合い続けています。また、直近では、世界のバーホッパーが注目するランキング「The World’s 50 Best Bars 2022」や、「Asia’s 50 Best Bars 2021」などをはじめとし、日本で唯一世界top50に選ばれ続けてるBarです。雑居ビルの9階にわずか14席と、ひっそりとした美しい Bar BenFiddich の世界観をぜひお楽しみください。
私は埼玉県が出身でずっとこの関東の方に住んでいます。幼いころから野球が好きでポジションは2番のセンターでした。ホテル専門学校を卒業後、バーテンダーになったのは20歳のころだったのですが、町場の小さなバーのマスターにすごい憧れて、いつか自分でお店を持ちたいという夢ができました。都内のBarで修業を重ねたのち、2013年の29歳のときに念願の自分のBar 「BenFiddich」を開業することが出来ました。 Bar BenFiddich は、私自身が畑を持っていて、そこで育てたボタニカルだったり、実家の周りに自生してるような植物をもとにしているカクテルを多くお作りしています。そのようなボタニカル・自然をグラスに表現することを得意としてるバーです。
先日、Bar BenFiddichにお邪魔しました!店内に入室した瞬間に圧倒される空気感や世界観はこれまで感じたことのないものでした。そこに佇む鹿山さんはまるで魔法使いのようだと、雰囲気だけでも感じました。また、魅力的なのは世界観だけではありません。鹿山さんご自身が自家栽培しているフレッシュハーブを使用したカクテルや古酒、薬草酒、アブサンなどを使用するなどこだわり抜いた原料、また、バースプーンというBarに当たり前のようにあるものに疑問を抱き、代わりに枝をスプーンとして使用するという観点など、まさに「魔法使い」を体現しているように感じました。
鹿山さんだけでなく従業員の皆様は、お酒に詳しくない私に対しても丁寧に親切に説明してくださいながら、おすすめのお酒を紹介してくださいました。ひっそりとした雰囲気の中に、独特な世界観が広がり来るものを圧倒させる、この場所に佇むのは、農業を愛し・お酒を愛し・Barを愛する鹿山さんの姿でした。皆さんもぜひ独特な世界観の中でお酒が楽しめるBar BenFiddichへお立ち寄りください。
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