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ウイスキーのカロリーは高い? 飲み過ぎると太る理由を解説

2022.09.29 / 最終更新日:2022.09.29

ウイスキーは糖質が0であるため太らないお酒といわれることがありますが、カロリーは含まれているのはご存じでしょうか?

ウイスキーの飲み過ぎはさまざまな健康被害をもたらしますが、カロリーが含まれているためウイスキーも飲み過ぎると太る可能性があります。

ウイスキーで肥満などの健康被害を生まないためにも、注意点を理解して飲むようにしてください。

この記事ではウイスキーのカロリーと太る理由について解説し、太らないための注意点を解説します。

この記事のポイント

  • 太りにくいお酒といわれるウイスキーのカロリーと太る理由についてご紹介
  • ウイスキーで太らないための注意点を解説

ウイスキーが太らないお酒といわれる理由

ビール、ワイン、日本酒などのお酒には糖質が含まれています。

しかし、ウイスキーには糖質が含まれていないことをご存じでしょうか?

また、ウイスキーは痛風の原因になるプリン体の含有量がビールや他のお酒と比較しても少ないことで知られています。

このことからウイスキーは尿酸値が上昇しにくいことから健康によく、太らないお酒という印象を持たれることが多くなりました。

結論から申し上げますと、ウイスキーも飲み方によって健康被害を生む可能性があり、太ることも十分に考えられます。

ウイスキー以外に糖質が含まれていないお酒にはブランデーがありますが、ブランデーが太らないといわれることはないようです。

ウイスキーとプリン体や尿酸値の関係について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーと尿酸値の関係は? 痛風の原因やプリン体についても解説

ウイスキーのカロリーと太る理由

ウイスキーの糖質が0であるから太らないという話には落とし穴があり、それはカロリーは含まれているということです。

ウイスキーと他のお酒をカロリーで比較してみましょう。

お酒の種類 カロリー(100gあたり)
ウイスキー 237kcal
ビール 39kcal
ワイン 77kcal
日本酒 104kcal
ブランデー 237kcal
ウオッカ 240kcal
ジン 283kcal

参考:文部科学省 食品成分データベース

上記の通り、ウイスキーのカロリーはビール・ワイン・日本酒と比較して高く、ブランデー・ウォッカ・ジンと同等です。

よって、カロリーが含まれているので飲み過ぎれば太る可能性があります

また、お酒のカロリーはエンプティ―カロリーと呼ばれ、体内には蓄積されにくいものの、他のエネルギーの代謝が遅くなることで太る場合もあります。

ウイスキーで太らないための注意点

ウイスキーで太らないための注意点は3つあります。

  • 適量を心掛ける
  • おつまみのカロリーや糖質を意識する
  • ハイボールにする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

適量を心掛ける

先ほどの比較では同量のお酒を飲むことを前提とした比較でしたが、ウイスキーはカロリーの低いお酒と比較して度数が高いので、飲む量が少なくなりやすいです。

シングル(30g)で換算するとウイスキーのカロリーは約70kcalになります。

つまり、先ほどの結果をもとに他のお酒と比較してウイスキーが特別に太りやすいと考えるのも間違いであるということです。

つまり、太らないためには適量で飲むことを心掛けることが重要です。

厚生労働省では、肥満や痛風などの生活習慣病リスクが高まるアルコール量を男性で40g、女性で20gとしています。

女性は男性に比べてアルコールの分解速度が遅いことから、病気のリスクが高まるアルコール量の上限が低く設定されています。

40gのアルコール量はウイスキーに換算すると120mlになるので、120ml以上のウイスキーを飲み続けると肥満などの健康被害発生する危険があるといえるでしょう。

厚生労働省における適切なアルコール摂取量は男性で20g、女性で10g~15gです。

ウイスキーに換算すると男性がダブル(60ml:約140kcal)、女性がシングル(30ml:約70kcal)になります。

肥満などの健康被害を避けてウイスキーを飲むなら適量を守って飲むことが重要です。

ウイスキーの適量について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーを毎日飲むのは健康に悪い? 適量について解説

おつまみのカロリーや糖質を意識する

ウイスキーが直接太る原因にならなくても、ウイスキーと一緒に嗜むおつまみが原因で太ることが考えられます。

ダイエットを意識するならウイスキーだけでなくおつまみのカロリーや糖質を意識することも重要です。

ウイスキーに合いやすいおつまみにはスモークチーズがありますが、一食60gであれば約200kcal、糖質はほとんど含まれておらず、タンパク質が含まれていることから筋肉量を増やし、代謝を上げる効果が期待できます。

また、ビールや日本酒、スピリッツと比較して、ウイスキーはお酒そのもの香りが豊かで、濃厚な味わいを持つお酒です。

必ずしもおつまみを必要としないので、ダイエット中であればおつまみを食べないのも選択肢の一つになります。

ハイボールにする

糖質ゼロの炭酸水を利用してウイスキー1:炭酸水3~4のハイボールを作れば、ウイスキーを飲む量が減少するのでダイエットにつながります。

コーラやジンジャエールなどの炭酸飲料には糖分が多く含まれていることから逆効果になるので、糖質やカロリーを確認することが重要です。

低カロリーのハイボールを作るなら無糖の炭酸水がおすすめになります。

ただし、ハイボールにしたことで飲む量が極端に増えてしまうと本末転倒になりかねません。

飲む量を調整することを前提にカロリーとアルコール量を控えめに抑えたい方は糖質ゼロの炭酸水を利用してハイボールを作りましょう。

ハイボールにおすすめのウイスキーについて知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ハイボールにおすすめのスコッチウイスキーの選び方と注意点を解説

まとめ

ウイスキーのカロリーはけっして高いわけではありませんが、他のお酒と比較して低いわけではないので、ウイスキーを飲み過ぎれば太る可能性があります。

しかし、適量を心掛けておつまみや飲み方に気を配れば、限りなく肥満などの健康被害を招くリスクは低いです

ダイエット中の方は特に今回紹介した注意点を意識してウイスキーを楽しむようにしましょう。

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