資料ダウンロード
HOME > 取材 > 【独占インタビュー】 Bar BenFiddich オーナー 鹿山博康さん <第2弾>

【独占インタビュー】 Bar BenFiddich オーナー 鹿山博康さん <第2弾>

2023.02.19 / 最終更新日:2024.02.16

世界のBarトップ50に日本で唯一選出され続けている、Bar BenFiddichのマスター鹿山さんにインタビューをさせて頂きました。
第1弾では、鹿山さんについて、Bar BenFiddichのこだわり、そして世界トップ50のBarに選出されたことについてインタビューさせて頂きました。今回はインタビュー第2弾として、従業員の方のお話や鹿山さんがカクテル作りにおいて大切にしていること、そして今後の目標などについてお伺いしました。

併せてお読みください!

バーテンダー森春花さんへのインタビュー

バーテンダーを目指したきっかけについて

Dear WHISKY:
バーテンダーになろうと決めたのはなぜですか?

森さん:
私はもともと和歌山県が出身なのですが、仕事で上京したいなと思って東京に出てきました。しかし、色々挫折することが多く、そんな中で出会ったのがバーでした。その時にバーテンダーになりたいと思いました。

Dear WHISKY:
そうだったのですね!ちなみに最初はどこのバーにいらっしゃったのですか?

森さん:
22、23歳くらいの時から六本木の方でアルバイトとしてバーテンダーをやっていました。そこで手に職をつけたいと感じて、2年くらい正社員でバーテンダーとして働いていました。

バーテンダーの森春花さん

Bar BenFiddichで働くことになった経緯について

Dear WHISKY:
なぜそこからBenFiddichで働くことになったのでしょうか?

森さん:
私が働いていた六本木のお店が閉店したことがきっかけです。その当時、日本バーテンダー協会というところの六本木エリアの支部長が鹿山さんでした。私はバーテンダーを続けたいという強い気持ちがあったのですが、その際に当時のオーナーが自分が知っている人をなんとか紹介するからどこがいいかと尋ねられました。そこで私は真っ先に「BenFiddichで働きたい」とお話した結果、鹿山さんに拾っていただきました。

Dear WHISKY:
運命のようですね!数あるバーの中でも、なぜBenFiddichで働きたいと思ったのですか?

森さん:
バーテンダーって人と人の仕事だと思っています。お客さんとしてBenFiddichに来た時に魔法使いがいるよって言われました。その魔法使いの鹿山さんは、使う道具が個性的で、使っている材料すべてにストーリーがあるという話を丁寧に教えてくださいました。また、アブサンという薬草酒を専門的に扱っていたり、扱うオールドボトルや材料となるものが置いてあることも非常に良いと思いました。そこで、勉強させて頂きたいなと感じ、バーテンダーとして拾って頂いた形です。魔法使いの弟子入りしました。

カクテル作りにおける鹿山さんのこだわり

お客様に沿ったカクテルを作るうえでのこだわり

Dear WHISKY:
お客様に合わせたカクテルを作るうえで大切にしていることやこだわりはありますか?

鹿山さん:
すごくシンプルなのですが、
1つ1つ愛情を込めて作ることです。ちゃんと気持ちを込めて作ると、お客さんにもそれが伝わると思っています。また、気持ちを込めて作ればそれが自然にカクテルに伝わって上手くいくと思っています。
お客さんに愛情を込めて作ることこそ、1人1人に合うカクテルを作るうえで重要だと考えています。

Dear WHISKY:
愛情が1番大事なのですね!逆に難しかったことや悩んだことはありましたか?

鹿山さん:
全部難しいですし大変ですね。最初はやはりうまくいかないことが多かったです。しかし、とにかく継続して練習し続けることでみなさん1人1人に合うカクテルが作れるようになりました

オリジナルカクテル誕生の秘訣

Dear WHISKY:
BenFiddichさんでは多くのオリジナルカクテルを作っていますが、どのように考案しているのですか?

鹿山さん:
考案するときは畑ですね。こんな素材が使えたらいいなとか考えています。畑仕事はのんびりマイペースでやっているので、結構考え事などをしながらやっていると、ふと閃きます。ちなみに、バースプーンを枝スプーンにしようと思ったときも畑でした。私の発想の源は全て畑です。

店内にある蒸留器

今後の展望と目標

Dear WHISKY:
世界トップ50に選出され続けるいま、今後の目標や展望はありますか?

鹿山さん:
もちろんあります!それは、継続することです。いまBar BenFiddichは10年経っていますが、これから先10年、20年、30年、40年と居続けられるようなバーでありたいと思っています。何より、 Bar BenFiddichという箱があり続けることが目標です。

Dear WHISKY:
このままの姿が良いとか変えていきたいとかそのような気持ちはありますか?

鹿山さん:
僕がここに立っていること、そういう心持ちでやっています。情熱が消えるのが1番こわくて、消えてしまう人はこれまでも見てきています。だからこそ、僕は情熱を絶やさずここに立っていたい。僕はいつまでも、Bar BenFiddichでみなさんをお待ちしております。

Bar BenFiddichの未来を想像する鹿山さん

読者とファンに向けたメッセージ

Dear WHISKY:
Dear WHISKYの読者の方にメッセージお願いします!

鹿山さん:
最近はアルコールがないノンアルコールカクテルのモクテルもバーで提供しています。そういったところからでもいいので、ぜひバーの楽しさを知ってもらえたら嬉しいなと思っています。ぜひバーを楽しんでください!

Dear WHISKY:
最後にBar BenFiddichのファンのみなさんにメッセージをお願いします!

鹿山さん:
みんな、愛してるよ!

Dear WHISKYの読者の方やBenFiddichファンに向けて、朗らかな気持ちを抱く鹿山さん

まとめ

以上、BAR BenFiddichのマスター鹿山さんへのインタビュー第2弾でした!
鹿山さんのお考えやバーテンダーの森さんのお話、Bar BenFiddichの世界観まで深く知ることが出来ました!
ぜひみなさんも新宿に立ち寄った際には、Bar BenFiddichへ訪れてみてください!

併せてお読みください!

ウイスキーを樽で買う!無料特典付きウェビナーのご紹介

SNSで最新情報をお知らせ
Contact

ウイスキーカスクの購入、Barでの取り扱い、取材・インタビュー、事業提携のご相談など
お気軽にご連絡ください