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【イベントレポート】Tokyo International BarShow 2023<第1弾>

2023.05.28 / 最終更新日:2024.04.20
【イベントレポート】Tokyo International BarShow 2023

2023年5月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり、「Tokyo International BarShow 2023 / 東京 インターナショナル バーショー 2023」が開催されました!

BarShow(バーショー)は、世界各国で開催されている酒類業界では最大級のイベントです。

新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった今年のバーショーでは、メインステージでの多彩なゲストによる講演やトークセッションに加え、世界的に著名なバーテンダーのデモンストレーションが繰り広げられるなか、国内外の貴重なお酒が試飲できる機会とあって、大いに盛り上がりました。

併せてお読みください!

Tokyo International BarShow 2023 イベント概要

世界的に著名なバーテンダーのデモンストレーションが繰り広げられ、国内外の貴重なお酒を堪能することができ、お酒に関する造詣を深めることができる、バー業界最大級のイベント、それがこの「東京 インターナショナル  バーショー」です。

新型コロナウイルスの影響で、2020年、2021年、2022年と3回中止を余儀なくされましたが、ついに今年4年ぶりにイベントが復活しました!
サブタイトルは「The New Flow Begins!」。4年ぶりに復活するバーショーと海外ゲストにスローイングの名手であるAdal Márquez氏を迎えること、そしてこれをきっかけにバー業界に新たな流れが起こることの期待と願いを込めてつけられました。

日時 2023年5月13日(土) 11:00~18:30
2023年5月14日(日) 11:00~18:30
会場 東京ドームシティ・プリズムホール
主催 一般財団法人 カクテル文化振興会
公式HP http://tokyobarshow.com/

イベントレポート

オープニングセレモニー

司会を務められたネルソン・バビンコイさんの華やかなトークでオープニングセレモニーが行われました。東京ドームシティプレゼンホールで行われるのは7回目、 今年は過去最大出店数ということで、出店企業様も来場者の皆様も非常に楽しみにしていました!
バーショーでは、出店企業、各ブース、マスタークラスにおいて、様々なカクテルやウイスキーのシーンを楽しむことができました。今回の注目ポイントは、世界的に有名なバーであるバルセロナ「BOADAS」のヘッドバーテンダーを長年務められていたAdal Márquezさんのカクテルクラスでした。そして、2018年より『東京 インターナショナル バーショー オフィシャル エグゼクティブ』にも就任されている、お酒と音楽のエディターDave Broomさんの講演も聞くことができました。これをきっかけにバー業界に新たな流れが起こることの期待と願いが込められているそうです!

マスタークラス会場では特別な講演や、貴重なウイスキーや原酒をテイスティングできました!こちらは先着40名のチケット制となっていましたが、すぐに完売となってしまうほどの反響でした。
錚々たるメンバーが登壇すると、会場は大いに盛り上がり、Dave Broomさんの “Tokyo International Bar show open!” の掛け声で華やかに開幕しました。
たくさんの人が待ちわびていた、Tokyo Intearnational BarShow 2023の開幕です!

Tokyo Intearnational BarShow 2023の開幕!

イベントの雰囲気を一部お届け!

オープニングセレモニーを経て、華々しく開幕したバーショー!こちらでは、一部のブースの様子を取り上げてお伝えします!この他のブースについては第3弾のインタビュー編で詳しくお届けしますので、是非バーショーに足を運んだつもりで会場の雰囲気を感じてみてください!

バカルディブース

こちらはバカルディブースの様子です!細部まで作りこまれた装飾の中、美味しいカクテルを求めて常に多くの方で賑わっていました。美しい色合いのものや珍しいリキュールを使ったものまで、幅広く用意されたカクテルに舌鼓を打ちながら、お酒やバーのことについて、多くの方がお話に花を咲かせていました。

バカルディブースの様子

バスカーブース

こちらはバスカーブースです!自慢のウイスキーの提供はもちろん、公式インスタグラムのフォローキャンペーンを行っており、そちらの景品を身に着けた人で大盛況でした!スタッフの方が終始笑顔で出迎えてくださるので、とても活気に満ちていました!

バスカーブースの様子

レミーマルタンのブース

こちらはレミーマルタンのブースです!こちらではなんと「レミーマルタン バーテンダー タレント コンペティション ジャパン2022」にて総合優勝された、ザ・リッツ・カールトン京都 「THE BAR」の竹下健一さんが特別にカクテルを振舞っていました!大会に向けて考案されたオリジナルサイドカーの試飲を求めて、辺りには多くの人が集まっていました!

レミーマルタンのブースの様子

以上はまだまだ一部ですが、このほかのブースでも紹介しきれないほどに多くの人が集まって、ここでしか味わえないお酒を楽しんでいました!

イベント来場者にインタビュー!

Dear WHISKY:
今回の「東京 インターナショナル バーショー 2023」は何で知られたのですか?

来場者:
バーテンダーとしてバーで働いている友人に、「このイベントすごくおすすめだからぜひ行ってみてよ」と言われて、参加しました!

Dear WHISKY:
バーテンダーの方のご紹介だったのですね!今日一緒に来られているお2人はお酒が好きなのですか?

来場者:
私も一緒に来た彼もお酒がとても好きです!お酒友達のような感じですね(笑)

Dear WHISKY:
初めて参加されたバーショーですが、1番目当てにしていたのは何でしたか?

来場者:
なにより様々な種類のお酒を飲むことですね。ここまで多くのお酒やバーテンダーの方とお話出来ることはありませんので、貴重なイベントだなと感じました。

Dear WHISKY:
これまで飲んだ中ではどのお酒が美味しかったですか?

来場者:
とても難しいですね、、、(笑)
本当にどれも美味しいのですが、私はスモーキーでクリーミーなウイスキーが好きなので、アードベックなどがすごく美味しかったですね!

Dear WHISKY:
最後に今日の感想を教えてください!

来場者:
「最高」この一言に尽きます!
チケット6000円は正直安すぎますね。どこのブースのお酒も美味しいですし、様々なジャンルのお酒があるため、玄人でも素人でも楽しめるイベントだと思います。
まだ途中ですが、すでに来年も参加したいと思っています!

なでしこカップの表彰式とクロージングセレモニー

なでしこカップの表彰式!

クロージングセレモニーでは、なでしこカップの表彰式が執り行われました。
なでしこカップとは、女性バーテンダーによる技の競演です。今回は、国産ジンをベースにした、国産フルーツまたは国産野菜を使用したカクテルを考案するという内容で開催されました。

優勝カップを掴み取ったのは、BAR東京に所属されている、朝倉美奈さんでした!
一般財団法人カクテル文化信興会の岸理事長より、表彰状が手渡され、Adal Márquezさんからは、トロフィーと10万円分の旅行券がプレゼントされました。

朝倉さん:
このカクテルはお客様のご協力や先輩方に練習を見ていただき完成したものなので、私1人の力では完成することが出来ませんでした。携わってくださった皆様、会場にいる皆様に、心から感謝の気持ちを申し上げたいと思います。ありがとうございました。

なでしこカップ優勝者、朝倉美奈さん

Bar Showの閉幕!

クロージングセレモニーの最後には、2日間にわたってバーショーを盛り上げてくださった出店企業のゲストの皆様がステージに登壇し、4年ぶりのBarShowの閉幕を惜しみました。最後には Adal Márquezさんの掛け声で、登壇者と来場者全員で「Bar Show !」の一声で2日間を締めくくりました。

バーショー2023、閉幕!

今回のイベント主催者である岸さんにインタビュー!

東京 インターナショナル バーショー 2023の代表でいらっしゃる岸さんにお話をお伺いしました!

Dear WHISKY:
このバーショーは4年ぶりの開催ということで大盛況ですが、この2日間はどのような想いで運営されていましたでしょうか?

岸さん:
一言で申し上げますと、「安全に無事にバーショーをやり切ること」を心から願っていました。そしてやはり、来ていただくからには全ての方々に楽しんでいただきたいという想いでした。
今回のイベントではマスタークラスのような、普段お会いすることができないような特別なブレンダーや世界的に著名なバーテンダーなど、各分野の専門家を国内外から招待いたしました。
ただお酒を楽しむだけでなく、お酒の世界を探求していくという場所になって欲しいと思っていたので、皆さんがお酒の世界に飛び込むきっかけになれば幸いです。
そして、コロナでの中断はありましたが、11年目を無事に終えることができて良かったと思います。

Dear WHISKY:
2日間のバーショーを無事終えた今の率直な感想はいかがでしょうか?

岸さん:
コロナ禍で皆さん外出ができなかったり、飲食店は苦しい時期がありましたので、我々も各出店ブースも本当に今回のイベントを楽しみにしていました。
たった2日間昼間だけのイベントですが、各ブースはデザインも設備も非常に作りこんでいて、それがただの試飲会ではない、イベントとしての価値を高めてくださいました。だからこそ、お客様に少しでも楽しんでいただけたのではないかと思っております。

Dear WHISKY:
今後はどのようにバーショーを盛り上げていきたいでしょうか?

岸さん:
お酒のカルチャーと楽しみを追及し続けて、これからもバーショーを盛り上げたいと思います。
ただ盛り上げていくというのただ大きければ良い、ただドリンクがいっぱい飲めれば良いというものではないと思います。規模拡大や来場者増加といったことも発展に含まれると思います。しかしやはり1番はコンテンツカルチャー、そしてこのバーショーが探求の場所であることだと思います。
だからこそお酒のカルチャーと楽しみを追求した場所として、バーショーを盛り上げていきたいと考えております。

インタビューをさせていただいた、岸久さん

次回はセミナー編!

以上、東京 インターナショナル バーショー 2023のイベントレポートでした!
今回は4年ぶりの開催ということに加え、過去最大級の出店数や素晴らしいゲストの皆様をお迎えしてのショーということで、非常に盛り上がった2日間でした。
次回は、メインステージでの多彩なゲストによる講演やトークセッション、そしてマスタークラスでの各セミナーの様子などをお伝えします!

併せてお読みください!

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