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ウイスキーのお茶割りは和食にも合う飲み方! 作り方や種類をご紹介

2021.12.04 / 最終更新日:2021.12.04

ウイスキーは牛乳やジュースなどさまざまな飲み物で割っても合いますが、お茶割りはすっきりとしていて和食にも合う飲み方として注目されています。

お茶割りで使うお茶は決まった種類があるわけではなく、緑茶、ウーロン茶、麦茶などを混ぜるとお茶の種類によっても異なる味わいが楽しめます。

お茶と混ぜるウイスキーはすっきりとした味わいにしたいならクセがなく飲みやすいウイスキーを選ぶとよいでしょう。

この記事ではウイスキーのお茶割りの作り方から、お茶割りの種類まで紹介します。

この記事のポイント

  • ウイスキーのお茶割りの作り方を解説
  • アカプルコ、ホットウイスティーなどウイスキーのお茶割りの種類を紹介

ウイスキーのお茶割りとは

ウイスキーのお茶割りはその名の通り、ウイスキーをお茶で割る飲み方です。

すっきりとした味わいになりやすく、緑茶などは和食向けの飲み物であることから、和食に合いやすいウイスキーの飲み方として知られています

ウイスキーとお茶は一見正反対の個性を持った飲み物のように思えますが、混ぜることでそれぞれの魅力を打ち消すのではなく、個性がうまく調和することで飲みやすい一杯に仕上がります。

さっぱりとして飲みやすい味わいに仕上げたい方や、和食の食中酒にしたい方におすすめの飲み方といえるでしょう

ウイスキーのお茶割りの作り方

ウイスキーのお茶割りは以下の手順で作れます。

  • 氷を入れてかき混ぜながらグラスを冷やす
  • ウイスキーとお茶を注ぐ
  • マドラーで軽く混ぜる

氷を入れたお茶割りを作るなら、先にグラスを氷で冷やしておきましょう。

グラスをあらかじめ冷やしておくことで、氷が自然に溶解してウイスキーの味わいを損ねることがなくなります

グラスが冷えたら、できる限り同じ大きさの新しい氷を用意して、グラスにウイスキーとお茶を注ぎます。

ウイスキーとお茶の割合は1:3で、マドラーで混ぜたら完成です。

ハイボールとほぼ同じ手順でウイスキーのお茶割りは作れます。

ウイスキーのお茶割りの種類

ウイスキーのお茶割りにはいくつかの種類があります。

  • 緑茶ハイ(緑茶割り)
  • ウーロン割り
  • 麦茶割り(アカプルコ)
  • 紅茶割り(ホットウイスティー)
  • ほうじ茶割り

それぞれ詳しく解説します。

緑茶ハイ(緑茶割り)

緑茶ハイはウイスキーを含むお酒と緑茶を割った飲み物であり、ウイスキーのお茶割りにおいても代表的な飲み方です。

緑茶にはさまざまなアミノ酸が含まれており、和食に使用される昆布かつおぶしにも同様のアミノ酸が含まれています。

そのため、緑茶は和食に合う飲み物といわれており、ウイスキーと混ぜることで緑茶ハイも和食に合いやすい飲み物になります。

また、ウイスキーに混ぜる緑茶は煎茶を使用するのがよいでしょう。

煎茶は渋みや苦みが抑えられるので、まろやかな味わいになりやすいからです

ウーロン割り

ウーロン茶は独自のポリフェノールが含まれており、脂肪を吸収するリパーゼの働きを阻害する効果が期待できることから、ダイエットにも向いているといわれています。

ウイスキーと混ぜるとウイスキー特有の香りが薄くなるため、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい飲み方です

飲みやすい一方で、ウイスキー自体の香りを損ねる飲み方であるため、芳香な香りと味わいを持つ高級ウイスキーで試すのには向いていません。

また、ウーロンハイは焼酎をウーロン茶で割った飲み方であるため、ウイスキーのウーロン割りとは別の飲み方になります。

麦茶割り(アカプルコ)

「ウイスキー、麦茶で割ったらアカプルコ」というキャッチコピーで1970年代にサントリーがテレビCMで展開したのが麦茶割りです。

ウイスキーと麦茶は同じ麦を原料にした飲み物であるため、麦茶割りは相性のいい組み合わせといえます。

ウイスキーが持つ本来の香りや味わいを損ねず、ストレートに近い感覚でアルコール度数を下げて飲むことができます

しかし、1970年代当時はウイスキーは高級な印象が強く、庶民的な飲み物であった麦茶と合わせる発想は受け入れられませんでした。

今日ではアカプルコは一般的にラム酒をベースにしたカクテルとなっていますが、ウイスキーのアカプルコもおすすめの飲み方の1つです。

ウイスキーと麦茶が合う理由とアカプルコについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーと麦茶が合う理由とは? 麦茶割りの「アカプルコ」について解説

紅茶割り(ホットウイスティー)

ホットウイスティーも考案したのはサントリーであり、ウイスキーと紅茶を混ぜる飲み方です。

ここまで紹介したのは和茶でしたが、紅茶はウイスキーと同じ西洋であるため感覚としては紅茶のほうが合いやすいと感じる方も多いかもしれません。

熱い紅茶とウイスキーを割るとまろやかな口当たりになるホットウイスティーができます

特に寒い季節では体が温まるのでおすすめの飲み方です。

夏に飲むなら爽快な飲み心地のアイスウイスティーが最適で、紅茶割りはホットとアイスで分ければ年中通して飲める飲み方になります。

ほうじ茶割り

ほうじ茶は緑茶の一種ではありますが、香ばしい味わいが特徴で、苦みや渋みが少ないことからウイスキーにも合うお茶です。

ほうじ茶割りはウイスキーの風味を損なわず、ほのかにほうじ茶の風味が感じられる飲み方になります。

ほうじ茶自体が食中に飲まれることが多いので、食中酒に向いています。

お茶割りに合うウイスキーの特徴

ウイスキーと合わせられるお茶もさまざまな種類がありましたが、お茶割りに合うウイスキーにも特徴があります。

基本的にはクセが少なく、おだやかな味わいのウイスキーがお茶割りに向いています。

モルトウイスキーの中でも飲みやすい味わいのウイスキーを選ぶか、クセが少ないのが特徴であるグレーンウイスキーを選んでもよいでしょう。

また、和茶や和食に合わせるなら、日本で製造されたジャパニーズウイスキーが適しています。

白檀や伽羅を思わせる日本独特のウイスキーの香味は和茶と相性がよく、和食と合わせるには最適です

ジャパニーズウイスキーの主要ブランドであるサントリーのウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

山崎・白州・知多・響の違いは?サントリーの主要ウイスキー4銘柄!

まとめ

ウイスキーのお茶割りにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴を持っています。

気になった飲み方があれば一度試してみましょう。

単体で飲んでも美味しいですが、和食と合わせて飲むことでより楽しめますよ。

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