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ウイスキーはからだにいい? 健康をもたらす効果をご紹介

2022.09.29 / 最終更新日:2022.09.29

ウイスキーは飲み方によっては健康をもたらす効果をもたらしてくれるので、からだにいいお酒といわれています。

からだにいいとされる主な理由は熟成にあり、熟成樽から溶け出す樽ポリフェノールが血行の改善、アンチエイジングに一定の効果があることが知られています。

また、糖質とプリン体をほとんど含まないことから、生活習慣病になりにくいという理由でからだにいいお酒ともいえるでしょう。

この記事では、ウイスキーがもたらす健康への効果と生活習慣病になりにくい理由を詳しく紹介し、ウイスキーがからだにいいお酒である根拠を紹介します。

この記事のポイント

  • 樽ポリフェノールをはじめとするウイスキーがもたらす健康への効果を紹介
  • 肥満や痛風などの生活習慣病になりにくい理由を解説

ウイスキーはからだにいいお酒?

ウイスキーは適量で飲むことを前提に、いくつかの健康をもたらす効果が確認されています。

ウイスキーに限らず適量のお酒を飲むことは健康にいいとされており、まったく飲酒をしない人と適量の飲酒を行う人では後者のほうが死亡率が低いというデータもあります。

参考:ビール酒造組合

横軸が飲酒量、縦軸が病気だけでなく事故や事件を含めたあらゆる原因による死亡率(全死亡率)です。

このように飲酒量を比較すると、少量の飲酒をしている人のほうが死亡率が低いというデータが出ており、これをJカーブ効果と呼びます。

つまり、ウイスキーに限らず適量の飲酒は健康にいい影響を与えることが期待されるということです。

厚生労働省では、1日の適切なアルコール摂取量を男性が20g、女性が10g~15gとしているので、ウイスキーの適量は男性がダブル(60ml)、女性がシングル(30ml~45ml)になります。

上記のグラフの通り、飲酒量が適量を超えると死亡率は高くなるので、適量を守らない飲酒はからだにいいどころか健康に悪影響を与える可能性もあるので気を付けましょう。

以上を踏まえた上で、数あるお酒のなかでもウイスキーがからだにいいお酒とされる健康をもたらす効果を紹介します。

ウイスキーを毎日飲む場合に気をつけたいことはこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーを毎日飲むのは健康に悪い? 適量について解説

ウイスキーがもたらす健康への効果

ウイスキーがもたらす健康への効果は主に3つあります。

  • ポリフェノールにより血行がよくなる
  • リオニレシノールはアンチエイジングに役立つ
  • ストレスの緩和や自律神経を整える効果が期待できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポリフェノールにより血行がよくなる

ウイスキーには、ワインよりも多くのポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールが含まれる理由には熟成にあり、長い時間をかけて熟成樽から樽ポリフェノールが溶け出すことで、ウイスキーにはさまざまな健康効果が期待されるのです。

抗酸化作用の強いポリフェノールは、血行を改善し、コレステロール値を下げて高血圧を防ぎます。

高い抗酸化作用は動脈硬化や糖尿病などのさまざまな生活習慣病の予防にもなるので、ウイスキー特有の最低で3年以上、スタンダードな銘柄の多くが10年以上、長いものでは50年以上も樽の中で過ごす熟成という過程が健康をもたらしてくれます。

ウイスキーにおける熟成の過程と熟成樽について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。

ウイスキーを熟成させるオーク樽とは? 木材を含めた種類について

リオニレシノールはアンチエイジングに役立つ

樽ポリフェノールにはいくつかの種類がありますが、リオニレシノールはアンチエイジングにも役立ちます。

リオニレシノールは美白効果があり、シミ・ソバカスの原因となるメラニンを形成するチロシナーゼという酵素の働きを抑制することが期待できます。

肌荒れの予防にもつながるので、ウイスキーは女性にもおすすめのお酒になります

また、リオニレシノールはアンチエイジングだけでなく、がん予防にもつながり、がんの原因になる活性酸素の無毒化が期待可能です。

ウイスキーにリオニレシノールが含まれていることは2004年にサントリーが研究成果として発表しています。

ストレスの緩和や自律神経を整える効果が期待できる

ウイスキーは香りを楽しむお酒といわれますが、香りを楽しむこと自体が健康につながることをご存じでしょうか。

ウイスキーの香りはリラックス効果があり、ストレスの緩和自律神経を整える効果が期待できます。

サントリーグローバルイノベーションセンターでは、ウイスキーの香気成分のストレス緩和作用に関する研究成果(※)を発表しています。

ラットによる実験で、ウイスキーの香り成分によりストレスホルモン(ACTH)の分泌を抑えることが確認されました。

脳波を調べるとCNVと呼ばれる興奮している状態では増え、リラックスしている状態では沈静化する脳波がウイスキーの香り成分により減少したことが分かりました。

また、自律神経のうち副交感神経がウイスキーの香り成分により活動が増えたことも分かっており、自律神経を整える効果が期待されることが確認されています。

以上のことからウイスキーの香りはストレスを緩和する効果が期待できるので、今日ウイスキーを飲むときは飲む前に香りを楽しむことをより意識してみましょう

※参考:ウィスキー香気成分のストレス緩和作用

ウイスキーが生活習慣病になりにくい理由

次に、ウイスキーが生活習慣病になりにくい理由を紹介します。

  • 糖質が0であるため肥満の原因になりにくい
  • プリン体をほとんど含まないので痛風になりにくい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

糖質が0であるため肥満の原因になりにくい

ウイスキーは糖質が0のお酒であるため、肥満の原因になりにくいといわれています。

カロリーは含まれていますが、アルコール度数が高いお酒であることから、適量とされるウイスキーの量も少ないので摂取カロリーも少なく太りにくいといえるでしょう。

適量を守らない場合や、糖質やカロリーを多く含むジュースなどで割った場合はこの限りではありませんが、ストレートやロック、無糖やゼロカロリーの炭酸水を使ったハイボールを飲む場合はダイエットにも効果的なお酒といえます。

ウイスキーの糖質とカロリーいついてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

ウイスキーは太らないお酒って本当? 糖質とカロリーから詳しく解説

プリン体をほとんど含まないので痛風になりにくい

ウイスキーのプリン体含有量は0.1gと他のお酒と比較しても非常に低く、ほとんど含まないことで知られています。

プリン体は尿酸値を上昇させる原因となり、お酒に含まれるうまみ成分ですが、ウイスキーにはプリン体が含まれないので痛風になりにくいです。

ただし、アルコール度数が高いことから、アルコールの摂取によりすでに尿酸値が高い人は尿酸が排出されにくくなる場合もあるので、他にプリン体が含まれる肉・魚などの食事でプリン体を摂取し過ぎないように気を付ける必要があるでしょう。

痛風はお酒だけが必ずしも原因になるとは限りませんが、プリン体を含むお酒からプリン体を含まないウイスキーに変えることで痛風のリスクを下げることが可能です

ウイスキーと尿酸値の関係は? 痛風の原因やプリン体についても解説

まとめ

ウイスキーを飲んだ時に健康に与えるいい影響と生活習慣病になりにくい理由を紹介しましたが、ウイスキーは適量を守って飲めばからだにいいお酒といえます。

適量の飲酒は健康にいい影響を与えることが期待されるので、そのなかでも血行の改善、アンチエイジング、ストレスの緩和などのよい影響を与えるウイスキーを選ぶのがおすすめです。

ただし、ウイスキーは同時に他のお酒と比較しても度数の高いお酒であるため、飲み過ぎることで健康に対して悪影響を及ぼす可能性も高いので適量で飲むことが前提であることを理解しておきましょう。

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