山崎蒸溜所は、1923年に設立された大阪府の山崎地区、京都府の府県境に位置する日本初のモルトウイスキー蒸溜所です。サントリーの前身である寿屋の創業者兼会長、鳥井信治郎氏は本格的なウイスキーをつくりたいと考え、1924年には後にニッカウヰスキーの創業者となる竹鶴政孝氏を採用し、山崎蒸溜所の工場長に就任させました。1929年に最初のウイスキーが完成し、「白札」として販売されます。 現行のシングルモルト「山崎」が発売されたのは1995年のことで、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で日本のウイスキーで初めて「山崎12年」が金賞を受賞したのは2003年のことです。ジャパニーズウイスキー人気の火付け役となった蒸留所であり、2020年には山崎の長期熟成銘柄である「山崎55年」が抽選販売され世界中から注目を集めました。
ウイスキー山崎の種類ごとの特徴は?熟成年数によって変わる味わい
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