「Bar Boushu 蔵前」の「Boushu」とは季節の言葉である芒種のことを指していて、イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を播く(まく)時節を表します。日付としては新暦では6月5日あたりのことで、ちょうど「Bar Boushu 蔵前」のオープン日なんだそうです。また、麻雀がお好きだという店主の大久保さんによると、この店名の芒種(Boushu)は、阿佐田哲也さんの小説「麻雀放浪記」を元にした人気作品の房州さん(Boushuu)という登場人物にかけているのだそうです!
店主の大久保亮さん
昔から自営業の道に興味があった大久保さんは、10年ほど勤めた台東区役所を退職した後、都内にある様々なバーや酒屋さんで勉強を重ねます。その後ウイスキー文化研究所に勤めてウイスキーイベントの開催に携わるなど、ウイスキーにまつわる様々な経験を経て、2020年にここ蔵前の町に「Bar Boushu 蔵前」をオープンしました。
生ハムの原木。注文が入るたびにその場でスライスして提供してくれる
お店の人気メニューの生ハム
マティーニを作っている様子
店内はカジュアルさもありつつ、どこか落ち着くような雰囲気です。店内にはカウンター席とテーブル席が3つあり、外にもテーブル席が1席あります。店内に所狭しと並べられた1000本以上のウイスキーボトルは圧巻です。 店内にはお酒のみならず様々なイラストや置物があって、興味深いものばかりです。
店内に並べられたウイスキーボトルの一部
店内に入る前には、窓から覗く3匹のペンギンがお出迎えしてくれます。ペンギンはお店のロゴマークにもなっていて、ドアにも描かれていたり、店内に可愛らしいペンギンのぬいぐるみが飾られていたりと、いたるところから歓迎してくれます。
店内から外を眺めるペンギン
お店のロゴマークになっているペンギン
もともとペンギンがお好きだったという大久保さんは、なにかお店のイメージキャラクターが欲しいと思った時にペンギンを採用したそうで、その後もペンギンに関して様々な勉強をされているそうです。
蔵前駅からすぐの好立地にあるBar Boushu 蔵前様では、可愛らしいペンギンに囲まれながら、本格的で美味しいお酒をいただくという贅沢な過ごし方ができます。 カジュアルな雰囲気ながらも、珍しいウイスキーボトルや様々なボトラーズのウイスキーがあり、ウイスキー好きの方はもちろん、初心者の方もとても楽しんでいただけるバーだと思います。
また、長野県の高山村にあるVINIQROVEワイナリー様で作られた赤ワインや、佐藤農園・生ハム工房 豚家「TONYA」様の生ハムが絶品でした。 店主の大久保さんが実際に現地へ行って味わったという生ハムは程よい塩気と濃厚な旨みが感じられ、風味豊かな赤ワインと相性抜群でした。 ウイスキーはもちろんのこと、Bar Boushu 蔵前様に訪れた際は是非お試しください!
お店で「Dear WHISKYを見た!」と伝えると初回限定でチャージ料金が無料になります!
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